ブログ・コラム|大田区の動物病院なら、動物病院エル・ファーロ

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2020.03.14(土)

大田区より、「令和2年度狂犬病予防定期集合注射につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の抑止を考慮して、6月1日(月曜日)から6月14日(日曜日)の期間に延期して行うこととなりました。」とのお知らせが出ております。

 

大田区HP・「狂犬病予防定期集合注射のお知らせ」

 

例年4月初旬に行われている、区の主催で行われる「集合注射」という形式での事業が6月に延期という意味ですので、病院での通常診療のなかで行われる注射(狂犬病やその他のワクチンを含む)は通常通り接種が可能です。

 

集合注射に関するご質問は「大田区生活衛生課」まで。
その他予防注射そのものに関する具体的な質問は当院スタッフにお尋ねください。

2019.10.11(金)

大型の台風19号の接近に伴い、明日12日(土)は当院におきましてもスタッフに対し当日の出勤を控えるように指示しております。

皆様およびお動物たちの安全のため、緊急の場合を除き、12日のご来院はなるべく他日へ延期して頂けますようご協力をお願いいたします。

m(_ _)m

2018.08.23(木)

当院では動物看護師を募集しております。
パート、アルバイト、常勤など勤務形態はご希望に応じます。
詳細は当院までお電話ください(担当:山本)

2018.05.21(月)

フィラリア予防の季節がやって来ました。まだ検査を受けられていない🐶さんは夏になる前に検査を受けて、予防を開始するようにして下さい。

フィラリア予防の注射は予約制となっております。注射をご希望の方は事前の予約をお願い致します。

2017.11.02(木)

動物医療の発達や食餌・生活環境の変化、予防医学の発達により、犬や猫などの飼育動物の寿命は、この数年で飛躍的に長くなりました。それに伴って、加齢による老齢疾患の割合も増えてきました。同じ「長生き」をするならば、少しでも長く健康で楽しく暮らして行きたい、と願うのは、人も動物も同じことでしょう。ここでは、「高齢化」を迎える(あるいは既に迎えている)動物達のために、是非知っておいて頂きたいことを紹介します。

 

▽「何歳からが『高齢』なのか?」

「高齢、高齢」と言いますが、一体何歳から「高齢=シニア」と呼べばよいのか?と言う疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?よく、動物の年齢を人間の年齢に比較した「年齢対応表」と言うようなものを目にします。また、動物の年齢を人間の年齢に当てはめるための「式」と言うのもあるようです(例えば、《「動物の年齢」×4+16》など)。これらは「目安」としては非常に便利で解り易いのですが、私自身はあまりこう言った表や式を好んで使用しません。犬と猫では寿命が違いますし、同じ犬でも品種によりかなり寿命が違います。超大型犬と小型犬でもかなり違います。従って、特に「何歳から」と言う決まりはないのが現状ですが、だいたい7歳くらいから「シニア」、10歳を過ぎたら「老齢(=お爺さん・お婆さん)」と考えて、ほぼ差し支えないだろうと思われます。

 

▽「食餌内容の変化」

歳をとると、運動量も減りますし基礎代謝も低下します。したがって、同じ体重の若い個体に比較して、必要なカロリーが少なくて済むようになります。また、消化・吸収機能が低下してきますので、消化の良い食餌を与える必要があります。一般的に「シニア」との表示があるフードは、このようなことに気を付けてカロリーや蛋白質、脂肪などの含有量が低く抑えられています。もちろん、腎不全や心不全、糖尿病、アレルギーなど、何か特定の疾患を持っている場合には、それに適した療法食を与えることが大切です。関節炎予防のための成分が含まれた療法食もありますし、認知症の予防として、不飽和脂肪酸などが添加された犬用の療法食もありますので、必要に応じてこのような食餌を与えるようにしても良いでしょう。

 

▽「高齢になると発生し易い病気」

「高齢疾患」として最近非常に問題となっている病気のひとつは、腫瘍です。悪性の腫瘍は「癌」と呼ばれます。雌犬に発生の多い「乳腺腫瘍」は、若いときに不妊手術を受けておくことで、ある程度その発生を予防することが可能ですが、多くの腫瘍(癌)は遺伝的な要素が大きいため、発生を予防することは困難です。しかし、早期に発見することで治療が可能な場合も少なくありませんので、定期的に健康診断を受けたり、気になることがあればすぐに病院で診察を受けることが大切です。
その他、加齢に伴って発生の頻度が多くなる病気としては、心臓病や慢性腎不全、糖尿病や甲状腺などの内分泌疾患、白内障、関節疾患、歯石・歯肉炎などによる歯周病、などが挙げられます。不妊手術を受けていない雌(主に犬)の場合は「子宮蓄膿症」、雄犬の場合は前立腺疾患や会陰ヘルニア、肛門周囲腺の腫瘍などの発生率が非常に高くなります。

 

▽「本当に『歳』のせい?」

先に挙げたような「老齢疾患」の多くは、早期に診断し、適切に治療すれば、きちんと治る(あるいは進行を防ぐ)ことが可能なものが少なくありません。「近頃元気が無いけど、歳だから仕方が無い…」と思っているものが、実は「病気の症状」で、治療により改善することも決して珍しくありません。良くある「思い違い」には、次のようなものがあります。

 

・気力が無い、反応が鈍い…認知症、甲状腺機能低下症など(犬)
・怒りっぽい、痩せてきた…甲状腺機能亢進症(猫)
・疲れやすい、散歩に行きたがらない…心疾患、関節炎、爪の伸びすぎなど
・毛が薄くなってきた…甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症など
・水を大量に飲み、尿も多い…子宮蓄膿症、慢性腎不全、糖尿病、副腎疾患など
・お漏らしをする、トイレ以外の場所で排尿する…認知症、膀胱炎、膀胱結石など
・口臭がくさい…歯周病、腎不全、口腔内腫瘍など

 

▽「普段の生活で気を付けること」

高齢になると環境の変化によるストレスを受け易くなるため、規則正しい生活をすることが大切です。病気で入院する場合は仕方がありませんが、ペットホテルに預けるのは出来るだけ最小限にするべきでしょう。コミュニケーションを良く取ることは、行動や身体の僅かな変化を見つける上でも非常に重要ですし、認知症の予防にもなります。家族と接触の機会の少ない、屋外飼育の犬は認知症になり易い、とも言われています。
高齢の動物は自分で毛繕いをしなくなり、爪も自然に削れなくなるので、ブラッシングやシャンプーをして皮膚や毛を清潔に保ち、爪や口腔内、耳垢や目ヤニなどをきちんと処理してあげることが大切です。また室内で排泄が出来るようにしつけておくと、体力が無くなって散歩に行けなくなったときにとても有利です。
歩くのも覚束ないような高齢の動物は、例え「屋外飼育」をしていた場合でも、室内で管理するようにします。特に「寝たきり状態*」の場合は、玄関先でも構いませんから、必ず室内で管理するようにして下さい。
「高齢による問題」は「病気」ではないので、病院に行っても仕方が無い…と考えている飼い主の方も多いかもしれません。しかし、どんな些細なことでも、困ったことは必ず動物病院に相談することをお勧めします。

 

*屋外飼育の犬・猫が寝たきりになると、傷口や肛門などにハエが卵を産みつけて蛆虫が発生(ハエウジ症)することがあるので、絶対に室内で管理してください。また中型~大型犬では、褥創(床ずれ)が生じることがあります。「褥創」については「こちら」を参考にしてください。

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