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2021.05.14(金)

今回は飼い主様からよく質問を頂く、犬の肛門囊 について動画で解説いたします。

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2021.02.04(木)

東京都では現在、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が延長されています。

(これまでのまとめはこちら

当院におきましても、これまで通りの感染予防措置を継続いたしますので、何卒ご協力のほどお願いいたします。

診察は完全予約制です。お電話☎️、受付ℹ️もしくはネット📱から事前のご予約をお願いいたします。お薬💊の処方のみをご希望の場合でも、事前にご連絡頂けますと待ち時間が少なくて済みます(感染リスクが減ります)。

スタッフは全員、マスク着用で対応いたします😷。ドアの取手や受付カウンターなどは定期的に消毒をいたします。また待合室の換気も定期的に行います(特に猫ちゃんなどが脱走しないように🙀必ずキャリーバッグ等👝に入れて蓋を閉めた状態で待機してください)。

🚃通勤時の感染リスクを避けるため、一部のスタッフの勤務時間を変更・短縮または自宅待機とする場合があります🚌。このため受付や電話☎対応などの業務に影響が出る(お電話などにすぐに出られない)可能性がありますことをご了承ください。

咳や発熱🤧、その他体調不良のある飼い主様🤢は、ご自身で動物をお連れにならないよう、お願い致します。また体調不良のない方でも院内ではマスク😷の着用をお願いいたします。

待合室での混雑を避けるため、動物に付き添われる方は原則的に健康な方1~2名まで、診察室に入られる方は原則的に代表者1名でお願い致します。また入院動物のお見舞い💐などは原則的に控えて頂きますようお願いいたします。

動物と同居しているご家族に感染者が発生した場合には、受診される前に必ずお電話☎️にてご相談ください。

来院される飼主さまとそのご家族、および当院スタッフの健康と安全を(そして命を)守るための措置ですので、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

2021.2.4. 院長 山本剛和

2021.01.27(水)

代表的な皮膚病  獣医皮膚科認定医 山本真紀子(皮膚科のnoteへ)

症状;痒い・赤い・フケが多い・発疹がある・毛が抜ける

 

1.膿皮症

 

ざっくりと解説!

細菌、主にブドウ球菌の感染による皮膚病です。

でも!人へは通常感染しません。重い持病を抱えた方や、免疫抑制剤による治療を受けている方などはご注意ください。

 ・・ブドウ球菌は犬も人も普通に持っている“常在菌”です。どこにでもいる細菌が何らかの原因がきっかけで、表皮内に侵入し、炎症を引き起こします。

 

背景になる原因

 

アレルギー性の皮膚疾患(アトピー性皮膚炎、食餌アレルギーなど)

内分泌疾患(ホルモン性の病気)

などの背景が代表的ですが、今までの治療法や日頃のケア、食餌内容なども関係していることがあります。

 

症例)マルチーズ、他の病院でいくつもの抗生物質を試されても治らないとのことでした。感受性試験を実施して、適切な抗生物質を選択して治療しました。(それまで使われていた抗生物質は効いていないことが分かりました。)

*最近では巷に多剤耐性(多くの種類の抗生物質が効かなくなっている)のブドウ球菌が溢れています。このような場合、なるべくならシャンプーなどの外用療法をお薦めしますが、この子はかなり酷くて、治療歴も長く、飼い主さんも疲弊していたために、早めに適切な抗生物質による治療を行うという方法にしました。その後長きにわたり再発はみられませんでした。

 


マルチーズ、背中、治療前の様子


治療後
患部には膿疱(左)や、円形の赤い発疹とフケ、脱毛がみられるのが特徴です。痒みも伴います。

 

治療

第一には、菌を抑制する効果のあるシャンプー剤や塗り薬、患部の消毒で治療すべきとされています。

全身に広がっている場合、悪化傾向が強い場合などは抗生物質の内服による治療を行います。

繰り返す場合、治りにくい場合は背景疾患を一緒に探しましょう。

 

他のよく似た皮膚病

・ニキビダニ症

・皮膚糸状菌症

・落葉状天疱瘡

・多型紅斑

・皮膚型リンパ腫

など

2021.01.27(水)

皮膚病とひとくちに言ってもその原因は様々です。

慢性化した皮膚疾患は最終的にどれも似たような外観になってしまうため、きちんとした診断にたどり着くために丁寧にお話を伺うことからスタートします。

治りにくい皮膚病はいくつかの原因が複雑に絡み合っている事が多いです。

薄皮を剥がすように、一つ一つ原因を取り除いて痒みのない快適な生活を目指します。

 

 

どうぶつの皮膚科認定医による皮膚病解説ページはこちら

 

 

担当医より;

 

皮膚は目に見え、また痒みを生ずることが多いために動物や飼い主さんの悩みは深いものです。

私は学生時代の研究論文が犬の外耳炎だったことから、皮膚病に興味を持ちました。新人3日目から最初の病院院長に

 

“あなたは皮膚病をやりなさい”

 

と指名され、現日本獣医皮膚科学会会長の永田雅彦先生のセミナーに出席させていただける幸運に恵まれました。それから4年余り毎月永田先生のセミナーに出席し、皮膚科の基礎をばっちり叩き込まれました。結婚してからは東京農工大学附属動物病院で皮膚科研修医を数年経験し、2012年に獣医皮膚科認定医を取得しました。産後復帰してから10年以上、主に横浜のベイサイドアニマルクリニックで皮膚科を担当してきました。

その後ヒフカフェ多摩川や北川犬猫病院でも勤務させていただきました。

皮膚病で悩める動物たちと飼い主さんのオアシスのような存在になりたいといつも思っています。

日本獣医皮膚科学会認定医 山本真紀子

 

 

 

皮膚病の診療実績;膿皮症、アトピー性皮膚炎、食餌アレルギー、疥癬症、ニキビダニ症、皮膚糸状菌症、マラセチア皮膚炎、ツメダニ症、マダニ寄生、ノミ寄生、ノミアレルギー、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、肝臓皮膚症候群、家族性皮膚筋炎、紅斑性天疱瘡、脂漏性皮膚炎、皺壁性皮膚炎、急性湿性皮膚炎、若年性膿皮症、無菌性結節性皮下脂肪織炎、AlopeciaX、淡色被毛脱毛症、性ホルモン関連性皮膚疾患、好酸球性皮膚炎、表皮嚢腫、肥満細胞腫、組織球腫、上皮向性リンパ腫、亜鉛反応性皮膚疾患、肉芽腫性脂腺炎、落葉状天疱瘡、反応性組織球症、皮膚リンパ球症など

 

2020.12.20(日)

当院では、認定医による皮膚科および耳科特別診療を行っております。

 

皮膚科の診療日は毎週木曜午前日曜日(第1〜第4)です。

 

診察のご予約は、お電話、もしくは予約サイトからお願いいたします。

 

耳科・皮膚科診療

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